TOP
AnyDESIGNは鋳造方案設計の専門プログラムで、他のCADプログラムとは違って方案設計時にリアルタイムで情報を確認できます。
必要な溶湯量、鋳型および中子の重量、歩留まり、予想ひけ巣量、全体のチョーク面積、せき比など方案設計時の主な確認項目をリアルタイムでモニタリングし、エラーを抑えることができます。
方案を素早く編集
全体鋳造方案を±X, ±Y, ±Z軸と鋳型の最外壁との適切な距離は鋳型の強度を維持するために重要となります。初期設計時にユーザーが設定した最小鋳型壁の厚さの距離を参照し、完了した鋳造方案と外壁との距離を測定し、健全性を判断します。
ユーザーが指定したパーティングライン地点を始め製品と押湯の最上端の高さを測定します。
押湯効果を最大化する為には凝固時に給湯が可能な有効高さを持つことが必要で、基本的な有効高さは少なくとも製品より押湯の高さが高くなければいけません。
製品と押湯の高さ機能は上記の理論を基に押湯方案の健全性を確認します。
方案を素早く編集
設計された押湯と製品間の液相ひけ巣量を計算し、押湯を使った液相ひけ巣への補償が適切に行われているかが判断できます。
液相ひけ巣量は液相ひけ巣係数を各体積に掛け算で計算されますが、初期方案設計時に設定する材質のデータベースおよび注入温度の設定情報を用いり計算されます。
凝固時、製品の収縮率に対して設置された押湯の収縮率を比較して、適切な収縮補償が行われるかどうかを判断します。 製品の収縮率は設定された材質のデータベース内の情報を利用し、押湯の場合、発熱スリーブ使用押湯、盲押湯、内部押湯などの種別によって別途の給湯効率を適用して計算されます。
方案を素早く編集
製品内に発生する収縮欠陥補償のために設置される押湯の設計時、まず注意すべき点は各要素間のモジュラスの確認です。 設計された押湯のモジュラスが製品より小さい場合、ひけ巣補償効果はないと判断しても過言ではないため、設計前の重要な確認事項です。
AnyDESIGNはこのような過程を自動的に処理し、設計方案に対する製品、押湯、押湯ネックのモジュラス結果を比較して方案の健全性を評価します。